2023年5月16日の夜、宮城県栗原市若柳有賀の東北道下り線で、路肩付近に停車中のバスに大型トラックが追突した事故で、けが人のうち、3人の死亡が確認されました。
バスに追突したトラックはどこの会社なのか気になる人も多いのでは無いでしょうか。
トラックの運送会社がどこなのかリサーチしてみました。
東北道で路肩に停車中のバスに衝突し4人が死傷!

16日午後8時すぎ、宮城県栗原市の東北自動車道下り線で、路肩付近に停車中のバスに後ろから走行してきた大型トラックが追突し、バスを運転していた50代の日本人女性と乗っていた20代とみられるネパール人男性2人の合わせて3人が死亡しました。
青森テレビニュース記事引用
バスを運転していたのは、仙台市にある2525タクシー株式会社の佐藤恵美社長(56)と公表されています。
またバスの乗客は、ネパールやバングラデシュ国籍で岩手県一関市内の工場へ派遣される途中でした。
派遣先の住宅設備大手「LIXIL」では次のようなコメントを発表しています。
東北道のバス事故で犠牲になった方がLIXILの従業員だったことは確かです。
このような事故に巻き込まれたことに心が痛み、心からお悔やみ申し上げます。
亡くなられた社員のご家族の支援などは、派遣元である会社から行われていますが、LIXILとしましても、できる限りの支援をしていきます。
現在事故の状況を確認している状況ですので、警察の捜査に全面的に協力してまいります。
バスは、オーバーヒートによるエンジントラブルで路肩の方に車を寄せ、乗客をバスから降ろしていましたが、後方にあるエンジンを見に行った3人が犠牲になりました。
派遣会社が、大手だったので、犠牲になられた20代男性のご家族へのサポートや補償などは大丈夫だとは思いますが、若い人の夢や未来が失われたことがとても悲しいことです。
青森県に本社がある運送会社で特定される
路肩に停車していたバスに追突したトラックについて、事件当初は情報が少なく特定できませんでしたが、青森テレビでのニュースで、トラック会社の本社営業所が映し出されていました。
運送会社は、青森県八戸市にある八洲陸運という会社であることが判明しました。
本社の写真と、テレビの映像が一致しています。


トラックを運転していた従業員(30代)は頭部に重傷を負っており治療中との情報がありました。
会話はできるようなので、今後の詳しい経緯が明らかにされていくと思われます。
事故原因は?

事故原因については、国土交通省による特別監査が行われています。
また、事故原因を分析するために自動車工学の専門家などで作る「事業用自動車事故調査委員会」が国土交通省の要請を受け調査を開始しています。
現在の情報によると、バスはハザードランプを点灯させていたようですが、トラックがスピードを出しすぎていたのでしょうか。
暗い中、前方が見えずらくなっているのは間違い無いですが、ハザードランプに気がついていればスピードを落としながら走行すると思うのですが。
前方不注意なのか、脇見運転なのか、ながら運転なのか、もしくはバスが路肩ではなく走行車線に停車していたのか。
事故調査により早く経緯が明らかになることを願います。
まとめ
東北道で路肩に停車していたバスにトラックが衝突し3人の命が失われてしまいました。
海外から派遣会社に勤めにきていた外国国籍の若者も犠牲になっています。
亡くなられた方々のご冥福を祈ると共に、早く原因が究明されることを願います。
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